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発酵料理家 真野 遥さんが日本酒に合う料理をご提案
辰泉ペアリングレシピ
純米Primitive 2020 Type:SWEET
&
柿と生ハムとブルーチーズのロースト
純米Primitive 2020 Type:SWEET
「原初の、根源的な」という名のシリーズ。醸造年別のリリースを行います。(限定出荷品)酒米をあえて削らず野趣あふれる米の旨み・甘みを引き出すと同時に、爽やかな酸で雑味を抑えてモダンな食中酒として楽しんで頂ける酒質を目指しました。
原料米 京の華1号(使用割合100%)
精米歩合 80%
アルコール分 16.1度
日本酒度 ±0
辰泉 Primitive Sweet
低精白米由来の複雑な香りは、レーズンや穀物、ブランデーなどの洋酒の香りを思わせる。甘味と酸味、ほのかな渋味もあり、味わいは複雑で余韻が長い。熱燗にすると、複雑な味の要素がスッとまとまる。
合わせる料理は、一般的な和食の味付けではなく、クセのあるチーズやアンチョビを使ったりなど、ひとクセきかせると親和性が高まる。
テイスティングコメント
「柿と生ハムとブルーチーズのロースト」レシピ
材料(2人分)
柿…1個
ブルーチーズ…20g程度
生ハム…1〜2枚
オリーブオイル…大さじ1/2
くるみ…5〜6粒
粗挽き黒こしょう…適量
ディル…適宜
作り方
①柿は皮を剥き、8等分に切る。くるみは粗く刻む。
②耐熱容器に柿を並べ、生ハムとブルーチーズをちぎって散らす。オリーブオイルを回しかけ、オーブントースターで3〜4分ほど焼く。
③黒こしょうをふり、くるみとディルを散らす。
ペアリングのポイント
ブランデーのような風味をヒントに、あえて日本酒ではなく洋酒に合わせたい料理にしました。
お酒の甘味と柿の甘味を接点に、ブルーチーズのクセのある風味とお酒の複雑な味わいがぴたりと寄り添います。くるみはお酒のフルボディな味わいと相性が良く、かつハーブの爽やかな風味で軽さを演出します。生ハムの塩味をきかせることで、メリハリが生まれます。
このお酒でしか味わえない、新感覚のペアリング。
(飲み方:常温〜ぬる燗)
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